アトピーとはなにか?

アトピーってなに?

アトピーになっている人に、「アトピーってなに?」と聞いても
きちんと答えられる人は少ないでしょう。

 

肌がカサカサなる、かゆい、ジュクジュクした膿が出る・・・
こうは言っても、一言では言いづらい症状ですよね。

 

アトピー性皮膚炎という病名は「あいまいな」「奇妙な」といった意味をするギリシャ語「アトポス」が語源となっているという節説があります。

 

なぜアトピーは曖昧なのか?

 

それはアトピー性皮膚炎が多因子性の疾患だからです。

 

アトピーは、ストレス、大気汚染、ダニやほこり、食事、ペットなどたくさんの因子が関係しています。
これらはアトピーを悪化させる原因となるものです。

 

ですが、どれを排除すればアトピーが悪化しないのか、はっきり分かりません。
複数の因子がアトピーの原因となっている可能性もあります。

 

なにか1つの因子に対策しても、他の因子から影響があれば、もうどうしていいか分からない・・・

 

こういった症状なので、アトピーの原因がはっきりつかめず分かり辛い病気となっています。

 

まだ原因が分かりづらいアトピー

アトピー性皮膚炎は、いまだに詳しい発症原因などについて解明されていない皮膚病の一種です。
一般的にアトピー性皮膚炎はアレルギーとの関係性があると言われますが、
アレルギーとアトピー性皮膚炎の関係はまだわからない部分が多く、
アレルギーの様に血液検査だけでアトピー性皮膚炎の湿疹の原因が分かるわけではありません。

 

アトピー性皮膚炎は、IgE値が高い人が多い傾向にありますが、
IgE値が低い人でも湿疹がでる場合もあります。

 

アトピーになる2つの原因

アトピー性皮膚炎には、大きくわけて2つの原因があります。
一つは、生活の中に皮膚を刺激する物質が原因となる場合です。
日常に使うシャンプーや化粧品、衣類の繊維やダニなど原因物質は人により異なり様々です。
原因物質に触れる場所に湿疹が出てきます。

 

もう一つは精神的なストレスが原因となる場合です。
こちらは日常の様々なストレスが皮膚に湿疹として現れるというものです。
手の届く範囲の顔などに湿疹が出ます。

 

アトピー性皮膚炎は、この2つの原因がからみ合うことで、皮膚が弱くなり、
湿疹が起きたり、赤くなったりという症状が出てしまいます。

 

アトピーは見た目ほど重い病気ではない

しかし、アトピー性皮膚炎は見た目ほど重い病気ではないのです。

 

かきむしるなどにより悪化しやすいですが、逆に湿疹を悪化させた原因を取り除ければ、
皮膚の再生サイクルとともにすぐに改善されていきます。

 

アトピーとは、もともとラテン語の「分類不能」「その他」という意味からきています。
「分類不能」「その他」つまり、他と異なっているということです。

 

アトピー性皮膚炎というのは、何かの原因に対し皮膚が
「普通とは変わった反応」を起こしてしまう病気といえるのです。

 

皮膚が反応を起こさないように、日々の生活を工夫することが
アトピー性皮膚炎の治療であり予防となります。

 

まずは原因物質があるなら、それを見つけて取り除くこと、
そして日々のストレスを溜めないことが大切です。

 

また、過敏な皮膚を守るためのケアも心がけましょう。