アトピー治療のための入浴法

アトピー治療のための入浴法

体の汚れを洗い流しキレイにするためお入浴ですが、実は入浴は皮膚の乾燥の元でもあります。

 

お風呂上り直後は、肌がしっとり潤っている感覚がありますが、1時間もするとその水分は蒸発してしまい、入浴前よりも乾燥状態になります。

 

皮膚の保湿成分やタンパク質は水に溶けやすく、入浴時には多くが溶け出し失われてしまうのです。
入浴により皮膚が乾燥状態になると、かゆみが強くなり湿疹が悪化してしまいます。

 

しかし、米国では入浴がアトピー性皮膚炎の治療法として挙げられています。
アトピー性皮膚炎に合った入浴法により入浴することで治療に繋がるのです。

 

アトピー性皮膚炎には入浴剤を使う

アトピー性皮膚炎に合った入浴法としては、入浴剤を使用し、入浴後には保湿クリームなどを塗るということが大切です。
入浴剤は皮膚の保湿成分が溶け出すのを防いでくれる効果があります。

 

そして、入浴後にクリームを塗ることで、乾いた皮膚にクリームや軟膏を塗るよりもスムーズに保湿成分を皮膚に浸透させることができます。

 

入浴剤の選び方

入浴の際に気をつけたいのが入浴剤のタイプです。

 

さまざまな種類の入浴剤が市販されていますが、体が温まるタイプの入浴剤ではかゆみが増すことがあります。

 

また、刺激の強い入浴剤も逆効果です。
さまざまな「有効成分」が配合されているものよりも、保湿することを目的としたシンプルな入浴剤の方が安心です。

 

入浴時に体や頭を洗う際には、石けんをよく泡立てて手のひらで優しく洗い、しっかりすすぐことが大切です。
体をふくときも清潔なタオルで水けを吸い取るように軽く押さえ、こすらないようにしましょう。

 

アトピーは長湯をしないこと

また、長湯をしないこともポイントです。
長湯をすると血行がよくなり、アトピー性皮膚炎による炎症がひどくなるため、長時間の入浴はしないのが基本です。

 

ストレス解消や疲労回復のため、ゆったりお湯につかりたい時には、湯温を下げ40度以下のぬるいお湯にゆっくりつかると効果的です。

 

アトピー性皮膚炎に合った正しい入浴方法を実践し、症状の改善や抑制につなげましょう。