アトピーステロイド

ステロイドはなぜアトピーに効くの?

アトピーといわれるとまず出されるのが「ステロイド」
ステロイドは炎症を抑える作用を高めたものです。

 

さまざまなタイプがあり、塗り薬、飲み薬、注射などがあります。

 

アトピーではおもにぬり薬の外用薬がほとんどです。

 

アトピー性皮膚炎の人の肌は、スキンバリアが壊れ、その隙間から抗原が侵入します。
これを追い払おうとして、免疫システムが活発に動きます。

 

活発に動くと、リンパ球が活発に動くのです。
リンパ球は、真皮にある毛細血管からしみ出し、炎症物質を放出します。

 

この炎症物質がかゆみの原因となるのです。

 

ステロイドの目的は、炎症を抑えることです。
いわゆる火事で大きくなった火を消す、消火器の役割を果たします。

 

ステロイドは炎症物質を出しているリンパ球に働きかけ
その活動を抑えてくれます。

 

また真皮で拡張した毛細血管を縮める働きもしてくれます。

 

すると毛細血管から新しいリンパ球は出られなくなり
皮膚の炎症も治まっていくのです。

 

炎症が治まると、肌をかく回数も減ります。
肌をかく回数が減るとスキンバリアも回復するのです。
スキンバリアの詳細はアトピーとスキンバリアを参照

 

アトピーでステロイドが出されるのは、ステロイドはこのような働きをしてくれる外用薬だからです。